新規発売戸数は前年同月比13.5%の減少
不動産経済研究所は、5月18日、2016年4月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。調査対象となった地域は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県。
4月の新規発売戸数は1,978戸。対前年同月比は13.5%減、対前月比は26.6%減であった。
4月の地域別発売戸数は、東京都区部で872戸、都下182戸、神奈川県438戸、埼玉県202戸、千葉県284戸となっている。東京都のシェアは53.3%。
新規発売戸数に対する契約戸数は1,313戸で、月間契約率は66.4%。前月の67.6%に比べ1.2ポイントのダウン、前年同月の75.5%に比べ9.1ポイントのダウンとなった。
1戸当りの価格は上昇が続く
1戸当りの価格は5,751万円、1平方メートル当りの単価は82.6万円であった。前年同月比としては、1戸当り446万円(8.4%)のアップ、1平方メートル当りの単価は6.8万円(9.0%)のアップとなっている。
また即日完売物件が、ブラントン日本橋小伝馬町、アトラス日暮里ウエストレジデンス、ソライエ船橋塚田の3物件(20戸)あった。
20階以上の超高層物件は11物件175戸で、前年同月比1.7%減となっている。

「首都圏のマンション市場動向-2016年4月度-」
http://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/.pdf