エコワンのエネルギー消費量、基準給湯器比4割減
ガス製品開発・製造のリンナイは5月13日、横浜市に本社を置く「リスト株式会社」計画の新築分譲マンション「リストレジデンス用賀」の全戸に、ハイブリッド給湯・暖房システム「エコワン」と温水式床暖房が採用されたと発表した。
エコワンとは、空気熱活用の「ヒートポンプ」とガス効率給湯器「エコジョーズ」を組み合わせた世界初の家庭用ハイブリッド給湯・暖房システムで、高い省エネ性が特長だ。ガスの基準給湯器と比較するとエネルギー消費量は約4割削減となることから、CO2削減や光熱費の削減が期待される。
エコワン採用マンションの低炭素建築物認定 国内初
エコワンを全戸装備したマンションは首都圏初となるほか、エコワンを採用したマンションにおいて低炭素建築物の認定を取得する物件は国内初となる。
低炭素建築物の認定は平成25年から始まったが、平成25年省エネ基準より10%以上の省エネを実現することで認定される。低炭素建築物の認定を取得することで、環境に貢献できるだけではなく、光熱費削減効果や税制優遇、金利優遇など、数々のメリットを受けることができる。
同社は今後も、住宅の省エネを促進していきたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)

リンナイ(プレスリリース)
http://www.rinnai.co.jp/releases/2016/0513/