パナソニック・東京ガス共同開発
パナソニック株式会社は東京ガス株式会社と共同で、マンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」を開発。マンションでも設置自由度が向上する。
無駄のない、環境に優しいシステム
「エネファーム」は、都市ガスから取り出した水素と酸素を化学反応させることで、家庭で発電できる仕組み。電気をつくる場所と使う場所が同じであるため送電ロスがない。また発電時に出る熱も給湯に利用でき、無駄がなく環境に優しいシステムだ。
今回燃料電池ユニットの標準タイプに加え、排気筒を延長し、排気が滞留しやすい奥まった場所にも設置が可能になるタイプをラインナップ。戸建住宅に比べ制約が伴うマンションでも、設置が可能になる。
停電時発電継続機能
さらにこれまではオプションであった停電時発電継続機能を燃料電池ユニットに内蔵した機種もリリース。
同機種では停電発生時点でエネファームが発電している場合、停電時専用コンセントを使い最大500W以下の電力を96時間利用することが可能。これまで別付けのものが内蔵されているため、省スペース、省施工を実現する。
新製品は2016年7月、東京ガスより発売を開始する。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック株式会社のプレスリリース
http://news.panasonic.com/jp/