不動産経済研究所が発表
不動産経済研究所は3月16日、2月の首都圏マンション市場動向を発表した。契約率は72.9%と3ヶ月ぶりに好調の目安とされる7割を突破した。
その一方で、新規に販売されたマンション戸数は2237戸と前年同月比で13.9%の減少となった。2月の販売戸数としては25年ぶりの低水準である。また一戸当たりの価格は5773万円、1平米当たり単価は83.5万円と9ヶ月連続の上昇であった。
販売戸数の減少要因
オリンピックや復興に伴う建設需要の拡大で引き続き人件費が高止まりしていることから、マンション価格が高騰している。販売しても契約率が低下する恐れがあることから、マンションの販売時期が先送りされていることが、発売戸数低迷の原因とみられている。
(画像は不動産経済研究所HPより)

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