さくら事務所、市場予測を発表
株式会社さくら事務所では、「2016年の不動産市場予測」を発表。新築・中古・賃貸・REIT・海外市場と分野ごとに解説している。また1月17日にはこれらの市場予測を踏まえた不動産セミナーも開催する予定だ。
新築市場
新築マンション・一戸建て市場においては価格上昇が続いていたものの、年後半は契約率も70%を割り歯止めがかかりつつある。2016年の都心・都市部における発売戸数も立地を吟味した分譲傾向で、40,000戸前半の供給が予想される。
中古市場
一方中古マンション・一戸建て市場においては、都心3区の中古マンション市場が安倍政権以来上昇を続けていたが、制約数は減少傾向。また「物件の囲い込み」は1月4日以降不可、不動産エージェントも原則フラットに情報を持てるようになるため、不動産探しは「物件選び」から「エージェント選び」へ変化しそうだ。
賃貸、その他
賃貸住宅市場においては、旅館業法の基準が緩和されるため、ホテル不足やオリンピックに向けた外国人観光客の流入が見込まれていることから、賃貸不動産の活性や空き家活用が増加するとみられている。一方で空き室率上昇と家賃低下の傾向は続いている。
不動産投資信託は安定的、海外不動産市場はこれから上がる見込みだが、トラブルも予想される。

株式会社さくら事務所のプレスリリース(Dream News)
http://www.dreamnews.jp/press/0000124887/