高遮音床システムSHAIDO50
積水ハウス株式会社は、賃貸住宅「シャーメゾン」の上階からの床衝撃音を、一般的な鉄骨造りの約3分の1に軽減できるシステム「SHAIDO(シャイド)50」を発売。高遮音床システムで、居住性能を高め高級賃貸住宅市場の差別化を図る。
軽量で鉄骨造りと同等の遮音性
同社ではすでに、床衝撃音を通常の鉄骨造りの約2分の1まで軽減する「SHAIDO55」を2010年より標準搭載していたが、今回、床衝撃音を3分の1にまで高めた高遮音床システムを開発。
一般に鉄筋コンクリート構造などは床重量が重いため遮音性は高いが、構造への負担が大きいと間取りや耐震性に問題が生じるケースがあり、限界がある。そこで独自の技術と工法で軽量化を実現、鉄骨造りと同等の遮音性が可能になった。
賃貸住宅市場の差別化
同社の調べでは、賃貸住宅における不満は「上階から聞こえる床の衝撃音」が30.5%と最も多い。くつろぎを求める住居において、床の遮音は重要なポイントだ。
2階、3・4階建てで高級ホテルや分譲マンションのような仕様、内装を施し、高級賃貸住宅として同社が展開する「シャーメゾン」に、仕様だけでなく高性能を実装する。長期安定経営の実現、高級賃貸住宅市場、高級賃貸マンション市場における競争力強化を図る。
(画像はプレスリリースより)

積水ハウス株式会社のプレスリリース
https://www.sekisuihouse.co.jp/