ヒューマンタッチ総研
ヒューマンホールディングス株式会社の子会社、ヒューマンタッチ株式会社は、「ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2015年11月」を発表。建設業界の最新雇用関連データから、マンション管理業界についてまとめている。
マンション管理業について
マンションの新規供給戸数は2007年22万7千戸、2011年には8万2千戸まで大きく減少。その後景気回復で増加しているが、人口減少社会により大きな伸びはないと予想される。一方マンションのストック数は増加を見せ、2013年は601万戸となっている。
そして築20年越えの分譲マンションは263万6千戸で43%と約半数近く、老巧化による大規模修繕や建て替えなどが予想されることから、「マンション管理業」は安定した成長が見込まれそうだ。
建設業界の人材確保
建設業の就業者数は505万人、雇用者数は410万人でいずれも前年と横ばい、建設業の新規求人数は61,820でやや減少している。建築・土木・測量技術者の求人倍数は4.22倍と上昇、充足率は前年より1.2ポイントの低下で人材確保が困難な状況が続いている。
同社では、マンション管理のニーズが高度化、複雑化するなか、マンション管理士・管理業務主任者の講座で業界の人材不足に取り組み、人材育成と市場の活性に寄与する方針。
(画像はプレスリリースより)

ヒューマンタッチ株式会社のプレスリリース
http://human-touch.jp/news/ht_soken/m_Report201511.pdf