無縁社会に関する実態調査
株式会社オウチーノ(オウチーノ総研)は、「縁」に関するアンケート調査を実施。核家族化やライフスタイルの変化などから、人間関係が稀薄になっている現代社会において、人とのつながりをどのように受け止めているのか、未婚男女の意見をまとめている。
4人に1人は面識なし?
同調査は、首都圏に在住する20歳以上の未婚男女861名を対象に行ったインターネット調査。
はじめに、「家の隣に住んでいる人を知っているか」という質問には、「頻繁に会う・話す」が4.8%、「時々合う・話す」が10.0%、「会えば挨拶をする程度」が47.6%、「顔は知っているが話したことがない」人は9.8%。また「知らない」人も多く、27.8%という結果だ。
年代別に見ると、若年層になるほど隣人とのコミュニケーションが薄く、生活のリズムの違い、トラブルなどが主な理由に挙げられている。
現代は無縁社会?
また病気やトラブルなど「何かあったとき頼れる人」がいないと回答した人は男性でも67.3%と半数を超え、両親や家族でも「いない」「数えるほどしか会わない」回答が見られ、家族とも疎遠な状態がうかがえる。
さらに「現代は無縁社会だと感じるか」という質問に、「とても感じる」「まあまあそう感じる」という回答を合わせると実に47.1%、約半数だ。特に都会、マンションの生活では利便性のために無縁社会を選ぶ傾向にあるようだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社オウチーノのプレスリリース
http://www.o-uccino.jp/article/archive/kurashi/20150728-souken/