不動産価格増加への懸念
野村不動産アーバンネット株式会社は、不動産情報サイト「ノムコム」において、「住宅購入に関する意識調査」を実施。
不動産が「買い時だと思う」人は46.2%で前回比7.3ポイントの減少、「買い時だと思わない」人は29.7%で5.9ポイント増加、今後への期待感が低くなっている。
不動産価格は「上がる」?
同調査は、インターネットで2015年7月10日から7月16日にかけて行われ、今回が9回目。不動産情報サイト「ノムコム」PC会員約15万人から、1363人の有効回答を得ている。
不動産価格が「上がると思う」人は前回同様39.6%。その理由は「東京オリンピックまで上昇」、「景気が上向き傾向」「海外からの投資の増加」などの意見が目立つ。一方「下がると思う」人は18.9%で「海外からの投資資金流入が減少していく」「人口減少による需要の低下」などがあげられる。
「買い時」は今?
「買い時」だと思う理由については「住宅ローンの金利が低水準である」が最も多く42.1%、「2017年に消費税10%への引き上げが予定されている」が40.2%。不動産価格高騰や住宅ローンの金利が今後上がると懸念されている理由から、「今が買い時」という意見もあるようだ。
(画像はプレスリリースより)

野村不動産アーバンネット株式会社のプレスリリース
http://www.nomu.com/research/201507/