第一号物件「中山北路」
パナホーム株式会社は、子会社であるパナホーム台湾株式会社が、2015年6月18日よりスマートマンション「中山北路(ゾンサンペールー)」の着工及び先行販売を開始したと発表。海外での設計・施工は初となる。
日本製品を活かしたマンション
台湾では、一次内装した簡素な建物を購入し、二次内装を購入者自らオーダーして完成させるスタイルが一般的だ。
これに対し同社は、パナホーム台湾に内装施工会社のパナホーム台湾レジデンスを吸収合併。事業開発・施工からアフターサービスまでを行う一気通貫体制を構築し、同物件の購入者に二次内装を提案していく。
また設備はパナソニック製品をパッケージ化して提案。共用部にはセキュリティーシステム、専用部には全熱交換換気システム、さらにHEMSによるエネルギーの「見える化」も採用する。
現地ディベロッパーとの共同事業
パナホームの海外事業としては、同社による設計・施工は初めての試み。現地不動産ディベロッパーの松助開発建設股份有限公司との共同事業で実現し、2017年6月の完成に向けて取り組んでいく。
日本のシステムを使用することで周辺マンションとの差別化を図り、また多くの駐在単身邦人への賃貸が見込めるなど、その価値を積極的に打ち出していく狙いだ。
(画像はプレスリリースより)

パナホーム株式会社のプレスリリース
http://www.panahome.jp/company/news/release/2015/0618.html