日新火災海上保険株式会社の新商品
日新火災海上保険株式会社は7月1日からマンション管理組合向けの火災保険「マンションドクター火災保険」の販売を開始すると発表した。
「マンションドクター火災保険」とは?
マンションドクター火災保険とは、マンション共用部分を総合的に補償する保険で、マンション管理組合を対象としている。
この保険の最大の特徴は「マンション管理適正化診断サービス」の診断の結果で保険料が決まる仕組みを導入したことだ。
「マンション管理適正化診断サービス」とは日管連が無料で実施する管理状況の診断サービスのこと。目的はマンションの管理の質を高めることにある。
日管連のマンション管理士が診断を行い、その診断結果が良好ならば、割安の保険料で加入することができる。
現在の管理状況を診断するだけではなく、今後の管理の質向上に向けた改善点なども記載される。
商品開発の背景
マンション管理組合向けの火災保険はマンションの高経年化が進むことで、補償しなければならない水漏れ事故などが増加している。
そのため、通常であれば、経過年数に応じて保険料を決めないといけないが、同じ経過年数でも、管理が行き届いたマンションに対し割安な保険を提供したいという思いから、今回この商品は開発された。
(画像はマンションドクター火災保険 紹介ページより)
日新火災海上保険株式会社 プレスリリース
https://www.nisshinfire.co.jp/news_release/archives/150701.htmlマンションドクター火災保険 紹介ページ
https://www.nisshinfire.co.jp/mansion_dr_kasai/