マンションの寿命は30年?
アート・クラフト・サイエンス株式会社は6月18日、自社の運営するホームページのコラムに「マンションの寿命はたった30年!?購入前に知っておきたいマンション寿命の考え方」を公開した。
マンションの寿命の考え方
記事によるとマンションの寿命の考え方は様々だ。まず法定耐用年数でいえば、47年である。
また、実際に建て替えを実施したマンションの平均築年数は東京カンテイが2014年7月に発表結果によると33.4年だという。
その他「建築寿命に関する研究 ~2011 年における我が国の住宅平均寿命の推計~」によるとマンションの寿命は60年程度という結果も出ているようだ。
また、近年はコンクリート技術の向上によって、100年や200年持つという構想も各ディベロッパーからは出てきている。マンションの寿命に関しては今後長くなっていく可能性が高いのである。
何故、建て替えられたマンションは平均30年なのか?
記事によると平均30年で建て替えられる要因としては2つ考えられるという。
まずはコストの問題だ。コンクリート自体に問題がなくても内部の配管や設備などの交換にコストがかかりすぎてしまい、建て替えた方が安いというケースがある。
次に機能的な問題だ。時代の流れによるニーズの変化で売れなくなってしまったマンションを建て替えることも良くあるようだ。
特にエレベーターがついていないマンションや、間取りが現在のニーズに合っていないマンションはまさに時代のニーズに合っていないといえるだろう。
但し、記事には書いていないが、建て替えられたマンション自体がそれほど多くないということにも注意が必要だ。実際、国が支援しているものの、マンションの建て替えがそれほど進んでいないのも現状なのである。
まとめ
記事では最後にマンション購入の際はきちんと管理が行われているかを確認することが重要だと締めくくっている。マンションの寿命は管理によって決まるものだということも頭に入れておかないといけない。
(画像はアート・クラフト・サイエンス株式会社ホームページより)

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