住宅金融支援機構が「2014年度民間住宅ローン利用者の実態調査」結果の第3回を掲載
住宅金融支援機構は5月28日「2014年度民間住宅ローン利用者の実態調査」結果の第3回を掲載したと発表した。
金利タイプ変動型の住宅ローンは減少
調査によると、金利タイプ変動型の住宅ローンは前回調査時43.9%に対し、41.7%と2.2%減少した。
対して金利タイプ固定資産選択型は、前回調査時29.4%から31.3%に増加、全期間固定型は27.1%とほぼ横ばいであった。
全体的にみると前々回調査時(2014年3月から2014年6月)の比率にほぼ戻ったと言える。
年齢別の金利タイプ
年齢別でみると、20歳代の変動型が上昇に転じる一方で30歳代以上の変動型は減少に転じた。また全期間固定型は、20歳代、30歳代で減少、40歳代、50歳代で増加に転じた。
金利タイプの違う住宅ローンを比較検討したかどうか?
結果は前回も今回も変わらず、金利タイプの違う住宅ローンを比較検討していないとの回答が最も多く全体の40%近くを占めた。
今後一年の金利見通し
今後の金利見通しは全体では現状よりも上昇するが、前回31.4%に対し30.1%と若干減少した。以前全体の50%以上がほとんど変わらないと回答した。
まとめ
金利タイプ変動型か?固定型か?選ぶ基準は人によってそれぞれだ。少し意外だったのは他の金利タイプを比較検討していない人が多いことだ。変動型と固定型には一長一短があるので一度は比較検討することをお勧めしたい。
(画像は住宅金融支援機構調査結果より)

住宅金融支援機構調査結果
http://www.jhf.go.jp/files/300241928.pdf