実証実験の結果
情報住宅館からはじまる「住まい」の新しいカタチを希求する住宅情報館株式会社は8月8日、1階2階のコーナー部分(出隅部)に大開口を配した木造住宅の「実大三次元耐震実験」を、茨城県つくば市の国立研究開発法人土木研究所の振動実験施設において実施したと発表した。
同実験では木造軸組工法の屋上付き2階建て住宅(延床面積105平方メートル)が使用され、従来表現できなかった、採光性に優れる大開口を1階・2階のコーナー部分(出隅部)に設けることに成功している。
実験は京都大学の五十田博教授が監修し、震度7クラスの地震波を連続で実験棟に与え続け、結果としては構造体に大きな損傷を生じることなく建物の耐震性、安全性が実証された。
一般的なマンションの耐震性
「今住んでいるマンションの耐震性を確認したい」という声はよく聞こえるが、財団法人マンション管理センター等が作成した「マンション管理組合における対応マニュアル」などを利用した確認が有効だ。
「一戸建てとマンションはどちらが耐震性が高いのか」というのもよく聞かれる疑問だが、建物の平均寿命はRC/鉄筋コンクリート造マンションで68年、木造住宅で64年とする調査結果もある。
住宅情報館は、住まいに大開口と大空間を実現する高倍率耐力壁(壁倍率5倍)「スーパーパネル」を開発し、今回の実験によって開放的な大空間と高い耐震性を兼ね備える住宅を実証しました。
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

住宅情報館 プレスリリース(ドリームニュース)
http://www.dreamnews.jp/press/0000157998/