利回りの高い駅は横浜市に集中の傾向
不動産投資に関する情報サイトを運営する健美家株式会社は7月25日、「東急東横線沿線駅別マンション投資利回りの平均」に関する調査結果を発表した。
同線内において最も利回りが高い駅は、横浜駅まで3駅の白楽駅で、利回り平均は10.45%だ。
その要因としてあげられるのは、物件が駅から徒歩10分を超えること、また、専有面積が約19m2と狭く、築年数が約30年であり、利回りが上昇する要素が多いためと考えられる。
そのほか、利回り平均の高い駅について見てみると、2位が東白楽駅で9.21%、3位が日吉駅で8.98%となっている。利回りの高い駅は、横浜市に集中している状況だ。
注目は、周辺で再開発が進む「日吉駅」と「綱島駅」い
同線内の利回りで注目したい駅は、日吉駅と綱島駅だ。両駅とも利回り平均は8%台だが、今後、利回りに影響を及ぼす可能性が考えられる。
その理由は、日吉駅と綱吉駅の中間に位置する港北箕輪町二丁目で再開発が行われていること、また、2022年度に東急東横線日吉駅と相鉄線西谷駅との間で相互直通運転が行われる際に、東急東横線綱島駅に隣接して「新綱島駅」(仮称)が設置されるためだ。
日吉駅は相鉄線と接続されること、また、新綱島駅周辺では再開発計画が進んでいることから、両駅の利回りの変化が注目されるところだ。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社 プレスリリース(@Press)
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