打ち上げ花火が見えるマンションの資産価値は?
スタイルアクトは7月20日、「2017年の夏に開催が予定されている花火大会が見える首都圏のマンションと資産性の関係について」調査した結果を発表した。
この調査は首都圏18か所で開催される、主な花火大会の打ち上げ場所から2km圏内のマンションの平均年間騰落率と、同エリア内で最も階数が高いマンションの騰落率を比較したもの。
調査の結果から、花火が打ち上げ場所から2km圏内でもっとも階数が高いマンションは、他のマンションに比べて価格が年間で3.4%下落しにくく、5年間保有すると17%の差がつくことがわかった。
高層マンションの資産価値が上昇
花火が見えるエリアで最も階数が高い高層マンションはランドマーク性があり、大規模物件の場合も多いため、エリアでも一番人気の物件となっている。
夜景と同様に花火が見えるマンションは希少価値があり、共有部に展望室が設けられている物件や花火大会の当日は屋上を開放するなど、花火見物向けの設備を充実させることで価格が下落しにくくなっている。
物件探しでは、花火の打ち上げ場所に着目するのも有効な方法といえそうだ。
(画像は、スタイルアクトのホームページより)