曖昧だった情報を具体化
マンションデータ提供サービスを手掛けるマンションリサーチ株式会社は、全国の不動産の値動きをリアルタイムに把握することに一役買う「レジデンスリアルタイムデータ分析」のサービスを7月13日に開始している。
サービスの皮切りとなった13日には、全国市区町村単位で過去3年間の値動きと新規で売り出された件数が公開され、これまでは実際に顧客や取引先と話す際に会社で集めたデータや経験を頼るほかなかった値動きの機敏を詳細に把握することができるようになっている。
東京でもマンション価値は下落
特に東京都のマンションは東京オリンピックの開催年まで緩やかな価格上昇が続くと見込まれていたが、昨今では一部地域を除いて価格下落し始めているともいわれており、実際の価格相場の把握は、不動産仲介会社・管理会社にとっても、消費者にとっても重要なものだ。
上記の例を挙げるなら、例えば東京都江東区豊洲地域という都心に近いエリアにおいても四半期ベースで約1%下落しているという。
ただしそんな中でも、都心にある25平方メートル未満のワンルームマンションという種類の物件は、例外的に価格が上がってきているようだ。
こうした予測できない価格変動を把握するためにも、「レジデンスリアルタイムデータ分析」のようなサービスの利用価値は大きいといえる。
(画像はプレスリリースより)

マンションリサーチ プレスリリース(ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/186416