2017年4月~6月レポート
健美家株式会社は2017年7月11日、不動産投資物件 市場動向 四半期レポート「2017年4月~6月期」を発表している。
区分マンションの利回りは過去最低
調査対象は、同社が運営する不動産情報サイト「健美家」に登録された投資用不動産、区分マンション、一棟アパート、一棟マンションの3種類。4月から6月にかけての動向を発表している。
登録された区分マンションの利回りは7.06%。前期の1月~3月期7.34%と比較すると0.28ポイントの減少で、2005年以降過去最低を記録している。
一方で価格は前期より3.82%上昇し、1,550万円。こちらは2006年以降過去最高を記録しており、対照的な結果となった。
一棟アパートはほぼ横ばい状態
登録された一棟アパートの利回りは8.84%。前期の8.90%より0.06ポイントの減少、3期連続で低下している。価格は6,505万円。こちらは前期の6,487万円よりわずかに上昇している。
一棟マンション価格は上昇継続
登録された一棟マンションの利回りは、前期の8.05%から0.10ポイント低下して7.95%。7%台に突入した。価格は15,879万円。前期の15,644よりも1.37%上昇し、前年同期から4期連続で上昇を続けている。
レポートではそのほか、登録物件ごとに築年数別の投資利回り推移を、全国・各主要都市別に表記しているため、比較できるようになっている。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/img/press/pre2017-07-11.pdf