経産省の事業に採択
電気通信事業を手掛ける株式会社ファミリーネット・ジャパンは、経済産業省が推進する「平成29年度 需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント(以下 VPP」)構築実証事業」に、「リソースアグリゲーター事業者」として採択されたことを発表している。
ファミリーネット・ジャパンは同事業の執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブを通じて採択され、これはマンションなどの集合住宅を対象としたVPP構築実証事業では初の採択事例となっている。
課題に向きあう
マンション共用部へ蓄電地や空調機を設置し、それをMEMSによって最適制御を図る新技術の実用検証を目的とするVPPは、これからの世代のマンションを成り立たせる必須要素ともいえる。
地球環境保護の観点から太陽光発電など再生可能エネルギーの社会導入が進められる昨今においては、しかしながら電力系統の安定運用面においては様々な課題が顕在化しており、これらの課題解決が住みよいマンション構築への命題となっている。
検証を通じて培ったノウハウは、日本国内でのネガワット取引拡大に向けて検討が進むリアルタイム市場(2020年創設予定)など電力を取り巻く環境変化も見据えながら、マンションという“需要家の集合体”だからこそ実現できる新サービスの企画へ活かしていきます。
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

ファミリーネット・ジャパン プレスリリース
http://www.fnj.co.jp/news/pdf/2017/20170718.pdfファミリーネット・ジャパン
http://www.fnj.co.jp/