不動産投資に関する意識調査
健美家株式会社は2017年5月30日、「不動産投資に関する意識調査(第7回)」の調査結果を発表している。「売り時」は2018年までと予想する投資家が多いようだ。
売り時だと思うのは「価格の高騰」
「投資用不動産は売り時だと思うか」という質問に、54.8%が「売り時」と回答。その理由としては、「不動産価格の高騰」が85.2%、「投資家増加に伴う需要」が56.8%となっている。
売り時の期間について尋ねたところ、「2018年まで」とする回答が最も多く28.0%。「2017年まで」の27.6%を合わせると半数以上となることから、「ここ1~2年が売り時」と考えているようだ。
買い時だと思うのは「低金利」
一方で「買い時」と回答した人は11.6%。その理由としては「低金利」が64.2%、「オリンピック効果で景気上昇・地価が上がると思う」が37.7%となっている。
買い時の期間は「2020年まで」という回答が最も多く、オリンピック開催までの長期的な見方が多いことが分かった。
売り・買いは「物件次第」
また買い時・売り時の「どちらとも言えない」と回答した人は33.6%。そのうち64.7%が、「物件次第」と回答している。
現実に物件を購入した人は、2016年10月時点では49.4%、2017年4月時点では42.8%と、前回の調査よりも6.7ポイント減少した。保有している不動産は、「1棟アパート」が57.2%だ。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/info/user_anquite_result201704.html