収益物件最新市場動向5月分
健美家株式会社は2017年6月1日、全国の収益物件市場動向マンスリーレポート2017年5月分のデータを公開。全種別で価格は上昇傾向、利回りは過去11年で最低値を示している。
価格は上昇、利回りは低水準
同レポートは、同社で新規登録された全国の収益不動産3種、区分マンション・一棟アパート・一棟マンションのデータを集計したもの。
区分マンション価格は1,537万円。前月の1,558万円と比較して1.35%のマイナス。表面利回りは6.96%で前月より0.03ポイントのプラスとなった。
しかし前年の5月と比較してみると、7.79%で0.83ポイント下落している。過去の調査結果では2番目に低い数値となった。
一棟アパートの価格は6,678万円。前月の6,564万円から1.7%のプラスとなった。表面利回りは8.74%で前月より0.08ポイントの低下だ。
一棟マンションの価格は16,294万円で、前月の15,582万円より4.57%の増加。表面利回りは7.87%となり、前月より0.12ポイントのマイナスとなった。
利回りは過去最低値
価格は一棟アパート、区分マンションとも緩やかな上昇傾向、その中で一棟マンションの価格が最も伸びている。しかしながら利回りは、過去11年間で最低値を記録しており、特に区分マンションの下がり幅が大きい。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/news/6137.html