優良なリノベーション住宅
優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」の発行件数が、全国で3万件を突破したことを、一般社団法人リノベーション住宅推進協議会が5月26日に発表した。
この規格は2009年7月に発足したリノベーション業界団体である同協議会が定めたもので、5月26日時点で、全国で累計30,081件となった。
規格の概要
適合リノベーション住宅は、住宅のタイプ別に品質基準を設けている。区分所有マンション専有部(R1住宅)、区分所有マンションの一棟全体(R3住宅)や一戸建て住宅(R5住宅)などがある。
適合リノベーション住宅とは、検査をした上で必要な工事を行い、その記録は住宅履歴情報として保管され、一定の保証も付けられるリノベーション住宅である。また、協議会標準書式に則った「適合状況報告書」も発行される。
消費者が安心して選べる既存住宅
「リノベーション」という言葉は、定義が曖昧なまま使用されているのが現状である。消費者が安心して選べるリノベーション住宅とは何かを考え定められたのが「適合リノベーション住宅」の品質基準だ。
同協議会は、消費者が安心して既存住宅を選べる市場をつくり、既存住宅の流通を活性化させることを目的とし、業界・業種にとらわれない825社が現在参画している。
(画像はプレスリリースより)

「適合リノベーション住宅」発行件数が全国で3万件を突破(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000008586.html