銀座・表参道とも前年比横ばい
ソリューションとサービスを包括的に提供する総合不動産サービス会社、ジョーンズ ラング ラサール株式会社は26日、「東京プライムリテール市場2017年第1四半期の動向」をまとめ発表している。
東京プライムリテール市場の需要面における動向としては、今年春にオープンしたギンザ シックス等の大型商業施設が多くの需要を吸収したが、第1四半期の需要は堅調に推移しており、豪州飲食店「Fratelli Paradis」や米国飲食店「Umami Burger」といった新規開業店舗の動向が注目される。
当該地域の賃料は安定的に推移しており、東京プライムリテールの賃料はピークに近づいているといえ、銀座は月額坪当たり275,000円と横ばい、表参道は月額坪当たり215,000円とこちらも横ばいとなっていた。
投資利回りの下振れは限定的か
今後の見通しとしては、堅調な出店需要と限定的な供給が賃料の上昇基調を維持させるものとみられているが、賃料がピークに迫っている現状では今後にかけて上昇ペースは減速する見通しが示されている。
以上のことから、都心部の賃料は長い目で見て緩やかに下降していくことが予想されるといえる。
投資市場では、投資利回りの低下余地は限定的となっていることから、価格は主に賃料を反映して上昇する見通し。
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

ジョーンズ ラング ラサール プレスリリース
http://www.joneslanglasalle.co.jp/