2007年~2017年のデータを比較
100万件以上の価格データから算出した正確な相場価格と、スマートな売買サービスを提供する株式会社マンションマーケットは、都営線6路線沿線の資産価値を数値化したデータを公開している。
比較対象となったのは「マンションマーケット」に掲載されている2007年築の分譲マンションで、2007年当時の価格と2017年現在の価格を比べ、「浅草線」「三田線」「新宿線」「大江戸線」「都電荒川線」「日暮里・舎人ライナー」の6路線に関して資産性の増減率を表している。
それによると、都営線沿線で最も資産性が高かったのは2008年に開業した「日暮里・舎人ライナー」で、コンピュータ制御による自動運転を行う新交通システムがカバーするエリアが、従来の沿線より高い物件資産性を有していることが明らかになった。
「日暮里・舎人ライナー」沿線の将来性
同路線の朝7:30~8:30の混雑率は187%であり、この数値からも、多くの人が利用している沿線の資産性が特に高まる傾向が見てとれる。
全体ではマイナス1.7%の下降という結果が出た「日暮里・舎人ライナー」の沿線資産性だが、個別では2007年に比べ2017年に価格が上昇したマンションもあり、今後の地価上昇見込みも見込んで、伸びしろの高いエリアということができるだろう。
(画像はプレスリリースより)

マンションマーケット プレスリリース
https://corp.mansion-market.com/press/release/6872/