住宅地・中古マンションともに価格はプラスを維持
野村不動産アーバンネットは4月6日、4月1日時点における首都圏の「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向に関する調査結果を発表した。
1-3月期における首都圏の住宅地価格の価格変動率は0.2%、中古マンションの価格変動率は0.1%で、いずれも価格変動率はプラスとなった。
価格変動率は、前回調査と比較すると住宅地、中古マンションともに低下しているものの、価格変動率は、住宅地、中古マンションともに2013年7月よりプラスを維持している。
値上がり地点は減少し、横ばい地点が増加
住宅地、中古マンションの「値上がり」「横ばい」「値下がり」地点について見てみると、いずれも、「値上がり」地点と「値下がり」地点が減少し、横ばい地点が増加している。
住宅地の価格変動率をエリアごとに見て見ると、変動率が最も高いのは埼玉で0.6%となった。しかしながら、東京都区部と神奈川、千葉は変動率が0.0%とほぼ横ばいの状況となっている。
中古マンションの価格変動率をエリアごと見てみると、埼玉の伸び率が0.5%と最も高い。そのほか、東京都区部と千葉で価格変動率が微増となったものの、東京都下と神奈川では価格変動率が微減となった。
(画像はプレスリリースより)

野村不動産アーバンネット(プレスリリース)
http://www.nomura-un.co.jp/news/pdf/20170406.pdf