停電時も2.0kWの高出力を実現 しかもコンパクト
電機メーカー大手のパナソニックは2月20日、太陽光による発電と蓄電を連携させたシステムの新製品、「パワーステーションS」(以下、新製品)を4月5日より受注を開始すると発表した。新製品は、住宅向けの商品だ。
新製品の特長は、従来型の製品と比較すると約1/3のコンパクトサイズでありながら、停電時も2.0kWの高出力を実現した。そのため、停電時であっても、冷蔵庫や照明を使用しながら、電力を消費するIHジャー炊飯器などの利用が可能となる。
なお、IHジャー炊飯器や高出力電気ケトルなど、消費電力の多い電気器具を同時に使用することはできない。
施工の省力化が実現 外部システムとの連携機能も搭載
また、新製品の全ての配線には、施工が簡単な「速結端子」が採用されているほか、リモコン設定器など、各機器には無線LANが搭載されていることから、施工の省力化が実現した。
さらに、インターネットを利用した外部システムからの遠隔制御を見据え、ホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)との連携機能のみならず、外部システムとのネットワーク連携機能も搭載している。
同社は、日頃の安心と万が一の備えに対応している新商品について、普及と拡大を図っていく方針だ。なお、新製品は、3月1日から3日まで、東京ビッグサイトにて開催される「第10回【国際】PV EXPO2017」において出展される。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック(プレスリリース)
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