テーマは「眺望の家」 室内から桜の木を一望
東京や神奈川を中心に注文住宅を設計・施行する株式会社テラジマアーキテクツは2月6日、東京ガス主催の「住まいの環境・デザインアワード2017」(以下、同コンペティション)において東京ガス賞を受けたと発表した。
同コンペティションは、「人と環境と住空間デザインの真の融合」をテーマとした都市型住宅の選定コンテストで、環境性能と住空間デザインとの調和と図りつつ、住まう人の思いを実現した住宅を選定する。
受賞作のテーマは、2015年に竣工した「眺望の家」で、桜と青空、景色が住まいの主役となっている。設計者は同社の伊澤杉人氏。「眺望の家」をテーマとした住宅には、夫婦と子供一人の世帯が暮らしている。
北側と東側の窓は最大限に広げ、桜の観賞を楽しむ
夫婦が家を建てる際、景色の良い住まいをつくりたいと要望し、それに応える形で同社が設計を行った。窓から家の外にある桜の木が一望できるよう、北側と東側の窓は最大限に広げられている。
反面、西側と東側は閉鎖的な設計としたが、そのような設計により、北側と東側の大きな窓が強調され、外の景観が楽しめるようになっている。
桜の花の華やかさを引き立たせるため、床面は全体的にダークトーンの基調でまとめたほか、一部の床は、外の景色が写り込むよう磨きタイルが使用されている。また、外装は無彩色の素材を活用することで、桜の花を引き立たせている。
(画像はプレスリリースより)

テラジマアーキテクツ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000022481.html