住宅ローン平均金利状況調査
WhatzMoney株式会社は2017年2月3日、2月の住宅ローン平均金利状況の結果を公開している。金融機関によってはさらに金利を引き下げているようだ。
戦略的引き下げがみる2月
10年固定金利型の住宅ローンでみていくと、金融機関73行のうち金利を引き上げたのは6行、逆に金利を引き下げたのは7行、据え置きのところは60行となった。
前回と比較すると、金利動向はまちまちであるものの、ネット銀行、メガバンクを中心に、顧客獲得の戦略的な引き下げを試みている金融機関が増えているようだ。
10年固定金利型の平均金利は1.021%で前月より0.002%のマイナス。米国での利上げ予想、日銀の金利調整の政策が継続されていることなどから、今後は少しずつ上昇するとみられる。
最低金利は前回同様
変動金利型においては、平均金利は0.958%で前月よりマイナス0.003%。金利を引き下げたのは北越銀行のみ、他は据え置きで低金利が続いている。フラット35の最低金利は20年以下、21年以上35年以下のプランとも低下している。
三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行、滋賀銀行、北海道労金、三菱東京UFJ信託銀行などで最低金利は0.35%。前月と同様の結果となった。
(画像はプレスリリースより)
WhatzMoney株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000015793.html