トランプ氏当選による長期金利上昇傾向が影響
1万6000超の住宅ローンから最適な住宅ローンを提案するWhatzMoney株式会社は1月6日、「WhatzMoney住宅ローンレポート2017/01」を公表した。
1月の住宅ローン金利は、10年固定金利商品は大手銀行、ネット銀行を中心に金利の引き上げが見られた。しかしながら、変動金利商品については、金利を引き上げた銀行は少数にとどまった。
同社は、固定金利商品の金利引き上げについて、米大統領選にトランプ氏が当選し、経済政策の期待から基準となる長期金利が上昇傾向にあることが影響していると推測した。
しかしながら、変動金利商品については、マイナス金利政策の継続により、短期金利がわずかな上昇にとどまっていることを踏まえ、同社は変動金利商品について、今後数ヶ月は同様の金利水準で推移すると予測している。
2月以降は、トランプ次期大統領の政策発表に注目
また、同社は、トランプ氏が米大統領選に当選して以降、「円安・株高・金利高」の傾向が続いてきたとしながら、同氏の正式就任以降、政策発表の内容によっては、この傾向が調整局面に入る可能性を示唆しており、金利低下も視野に含めている。
同社は、2月の住宅ローン金利について、同次期大統領による政策発表の内容が大きく関係すると予測している。
(画像はWhatzMoneyより)

WhatzMoney プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000015793.html