ゆとり世代は、住宅に「自分好みの空間」が欲しい
総合情報サイトの運営を行う株式会社オールアバウトは12月7日、「ゆとり世代の住宅観に関する調査」の結果を発表した。同調査は、住宅メーカー8社が合同運営するサイト「イエノミカタ」と共同で実施された。
調査期間は8月26日から9月8日まで。調査は全国を対象としており、対象者は将来的に住宅購入を検討している25歳から29歳まで(以下、ゆとり世代)の309人と、10年以上前に住宅を購入した55歳から59歳まで(以下、親世代)の1000人。インターネットによる調査が実施された。
「家づくりのきっかけ」に関する調査については、親世代は「新築一戸建てへのあこがれ」が最も多い結果となったが、ゆとり世代は、「自分好みの空間が欲しい」が最も多く、次いで「結婚」が多い結果となった。
ゆとり世代を対象に「希望する住居形態」に関する調査を行ったところ、新築戸建てが最も多く、次いで新築マンションが多い結果となった。近年は中古住宅のリフォームが増加傾向にあるものの、新築人気の根強さがうかがえる。
ゆとり世代は、住宅に対してさまざまな要素を吟味
「家づくりをする上での重視ポイント」に関する調査では、ゆとり世代は「価格」が最も高く、親世代は「間取り」が最も高い結果となった。
また、ゆとり世代と親世代の調査結果を比較してみると、ほとんどの項目で親世代よりもポイントが高いことから、ゆとり世代はさまざまなスペックや要素を吟味している様子がうかがえた。
特に、「内装・インテリア」や「防犯・セキュリティ」など、親世代の倍以上も重視している項目もみられた。
(画像はプレスリリースより)

株式会社オールアバウト(プレスリリース)
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