クラウド利用で効率化
東急住宅リース株式会社、ダイヤモンドメディア株式会社、株式会社マネーフォワードは、3社で業務提携契約を締結し2017年4月より、東急住宅リースと契約して賃貸経営を行うオーナー向けに、新たなクラウドサービスの提供を開始する予定であることを12月5日に発表した。
現在、東急住宅リースとダイヤモンドメディアは共同で、オーナー向け専用サイト「OwnerBox(オーナーボックス)」を開発している。これがマネーフォワードが提供するクラウド型確定申告ソフト「MFクラウド確定申告」と連携する。
これにより収支管理や確定申告業務に関する一連の業務をオンラインで完結することが可能となるのだ。
見積もりや承認機能も
「OwnerBox」ではその他にも、ハウスクリーニングなどの各種見積もりや入居者募集開始時の条件確認などの承認機能も持っている。MFクラウド確定申告は、MacやiPad、Windows XPでも使えて、クラウドなのでバックアップも万全だ。
今の時点では東急住宅リースのオーナーは、月々の収支状況や各種申告、お知らせなどを書面によって受け取っている。そして、それらを各自でエクセルや会計ソフトに手入力し申告書を作成している状態で、管理に時間と手間がかかっているのだ。
このような背景から、今回の業務提携により効率的な賃貸経営、迅速な情報提供や作業負担の軽減を目指していく。

東急住宅リース株式会社
http://www.tokyu-housing-lease.co.jp/