受け付け開始は12月1日より
ハウスメーカー大手のミサワホームは11月25日、東京都が公募した「東京都相続空家等の利活用円滑化モデル事業」(以下、同事業)の事業者に選定されたと発表した。
同社は、住まいに関する相談窓口「住まいるりんぐDesk」(以下、同窓口)を通じ、12月1日より空き家に関する相談の受け付けを開始する。
相続等で家屋を所有しているものの、長期間使用していない空き家が約15万戸に上る東京都では、空き家の利活用と適正な管理を図るため、空き家所有者からの相談受け付けや、相続・賃貸管理など、具体的な対応方法を提示するモデル事業者を公募していた。
事業を通じ、空き家問題の解決を目指す
「住まいを通じて生涯のおつきあい」を企業理念とするミサワホームは昨年、住まいに関する相談を受け付ける窓口として同窓口を開設した。同窓口では、相続や税金問題、建物の耐久性診断のほか、空き家の利活用に関する相談にも応じている。
同社は、同窓口における実績が評価され、今回の同事業への選定に至ったとみている。そのほか、同事業には同社のほか、NPO法人 空家・空地管理センターと東京急行電鉄の合わせて3社が選定された。
ミサワホームは、同事業を通じ、空き家問題の解決をはじめとして、住まい全般について幅広く提案できる企業を目指す。
(画像はプレスリリースより)

ミサワホーム(プレスリリース)
http://www.misawa.co.jp/東京都都市整備局
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/