主婦1500人の防犯意識を調査
株式会社LIXILは、防犯意識や施錠の実態についてアンケート調査を実施し、その結果を10月21日に発表した。対象は東京・大阪・愛知の20~60代の主婦1500人だ。
約半数が「施錠しないことがある」
外出時には必ず施錠する人は52.3%で、残りの半分近くが「施錠しないことがある」と回答した。無施錠で外出する理由の多くは「すぐに戻ってくるつもりだったから」で、近所のゴミ捨て場まで(5分以内程度)が約3割と最も多かった。
警視庁や都市防犯研究センターから公開されているデータによると、空き巣の被害は夜間にかけて多くなるが、朝の忙しい時間帯にも被害が出ている。都市防犯研究センターの資料によると犯行にかける時間は約3割が5分以内、4割が5~10分以内で最も多い。
一方侵入をあきらめる時間は2~5分以内が半数を占める。したがってたった5分の外出でも、鍵をかけないと窃盗被害に遭うことは十分に考えられるのだ。
また一戸建ても共同住宅もその侵入場所は半数が「窓」、3~4割が玄関などの「出入り口」となっている。鍵がかかっていないために侵入を許してしまう場合が4割を超え最も多い。
短時間でも施錠が大切
アンケートでは、6割の人が防犯意識は「高い(高い+まあ高い)」と回答。普段行っている防犯対策では施錠の確認や近所の人との挨拶などを上げている。
無施錠の理由には、これまで空き巣にあったことがない、安全な地域に住んでいると思うからといった回答もあるが、油断せずに普段からのドアや窓に対する防犯対策や戸締まりが大切である。
LIXILでは防犯対策を強化する玄関ドアや窓用シャッターなどの施行販売も行っている。
(画像はプレスリリースより)

約半数の主婦は“無施錠”で外出 (共同通信PRワイヤー)
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201610215517/LIXIL「防犯意識と実態調査」結果 詳細
http://newsrelease.lixil.co.jp/