仲介手数料の認知度に関する調査
株式会社不動産流通システム(REDS、レッズ)は、「不動産の賃貸、売買の仲介手数料に関する認知度」の調査結果を発表した。対象者は都内の持ち家に住む男女35~59歳で、調査はインターネット上で実施された。
多くの人が知らないと回答
不動産賃貸の経験があると回答した人は半数を超えたが、不動産賃貸の仲介手数料がいくらとなるのかを知っている人は男女ともに約2割という結果だった。聞いたことはあるが詳細は知らないという回答が約3割、残りおよそ5割の人が「全く知らない」を選択した。
不動産の売買でも、仲介手数料について法律で定められていることや、その具体的な数字は全く知らない人がおよそ7割となり、多くの人が仲介手数料についてよく知らないということが明らかとなった。
仲介手数料は安い方が良いけど…
不動産賃貸や売買において仲介手数料が半額や無料になる会社については、賃貸では6割以上、売買では7割以上の人が全く知らないという結果。
また不動産の賃貸や売買をする際に不動産会社を選ぶポイントとしては、「知名度があり規模の大きな会社」と「仲介手数料が安い会社」を選択する人が多かった。それにも関わらず、不動産売買の仲介手数料の低い会社の利用は検討しないと回答した人が半数を占めた。
この結果から、たとえ仲介手数料が安くてもその会社の知名度や規模が小さいと、信頼性の面で不安が生じ、利用には至らない傾向にあることが推測される。「なぜ仲介手数料を安くできるのか」という理由を消費者へ発信する必要があるといえる。
(画像はプレスリリースより)

「不動産の仲介手数料に関する認知度」の調査結果を発表(@Press)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000019545.html株式会社不動産流通システム 調査結果詳細
https://www.reds.co.jp/p7777/