準耐火構造認定を取得 準防火地域の住宅にも使用可能
住宅建材メーカー大手の大建工業は10月25日、10月21日にダイライト軒天井ボード「ダイライト軒天30」(以下、新製品)を発売したと発表した。
新製品の特長は、施行性に優れたダイライト基材を使用している点だ。ダイライト基材は一般的な建材と比較して重量が1/2程度であること、また、加工性に優れていることから、施行時の安全性が確保される。
また、新製品は、軒裏30分準耐火構造認定を取得していることから、準防火地域における2階建て以下の戸建住宅や、火災保険の減額が可能となる木造の省令準耐火構造の住宅でも使用が可能となる。
さらに、従来品は寒冷地での使用が不可能であったが、新製品は、寒冷地である北海道、青森県、岩手県、秋田県でも使用が可能となった。
住宅密集地でも、軒天井に人気の木目調が使用可能に
そのほか、新製品は高い意匠性を有している点が特長だ。塗装品としては、ホワイトとアイボリーの2色、化粧シート品としては、ティーブラウンとダルブラウンの2色が取りそろえられている。また、現場で塗装することも可能だ。
これらのラインナップにより、シンプルなデザインやモダンなデザインのほか、近年好まれる傾向にあるナチュラルなデザインもカバーすることができる。
新製品の発売により、住宅が密集する都市部でも、軒天井として人気のデザインである木目調を使用することが可能となる。
(画像はプレスリリースより)

大建工業(プレスリリース)
http://www.daiken.jp/news/newsDetail/818/