7月~9月の価格動向調査結果を発表
野村不動産アーバンネット株式会社は、2016年10月1日時点の「宅地価格動向」と「中古マンション価格動向」の調査を実施し、調査結果を10月7日に発表した。
首都圏における調査結果
7月から9月までの首都圏エリアにおける「住宅地価格」の平均変動率は0.1%となった。エリア別に見ると、東京都区部と埼玉、千葉でプラスを維持し、東京都下と神奈川でプラスからマイナスへ転じた。全体では住宅地価格の横ばい地点が減少し、値上がり・値下がり地点が増加している。
一方「中古マンション価格」でも首都圏エリア平均変動率は0.1%となった。エリア別に見ると東京都区部と東京都下、埼玉でプラスを維持し、神奈川と千葉でプラスからマイナスへ転じた。全体の中古マンション価格では値上がり地点が減少し、値下がり地点と横ばい地点が増加する結果となった。
首都圏の「住宅地価格」と「中古マンション価格」ともに、変動率は減少傾向にあるものの全体としてはプラスを維持している。
野村不動産アーバンネットは、この調査を1989年より開始し3ヶ月ごとに実施。不動産情報サイト「ノムコム」上で結果を公表している。調査地点は首都圏・大阪などの限定的エリアなので、都道府県全体に当てはまる変動率ではない。
(画像はプレスリリースより)

野村不動産アーバンネット 実勢価格調査 (PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000001492.html野村不動産アーバンネット 不動産価格の話題
http://www.nomu.com/column/money/vol293.html