マンションなどの空き駐車場を利用
「スマートパーキング」を運営する株式会社シードとアサヒグローバル株式会社と提携し、三重県・愛知県・岐阜県のアサヒグローバルが管理する賃貸マンションで駐車場シェアリングサービスを10月から開始する。
シードは2016年3月からスマートパーキングの提供を開始し、愛知県を中心に300箇所程設置してきた。今回の提携で三県に新たに数百の駐車スペースの設置を予定している。
スマートパーキングとは
スマートパーキングは、ウェブ上でオーナー登録をして、専用のコーン標識を置くだけで空き駐車場をコインパーキングのように貸し出しをできるようになる。設備に関する費用は掛からない。すぐに中止することもでき、利用状況や売り上げもウェブ上で確認できる。
また駐車場の利用者は、アプリ上で駐車場の空き状況をあらかじめ確認することができ、スマートフォン上で入出庫処理、クレジットカード精算ができる。またリアルタイムに料金を確認でき、利用時間分の料金の支払いとなるので、他のサービスよりも割安となっている。
単身世帯や車を持たない層の増加により、アパートやマンションに空き駐車場が増えている。スマートパーキングは管理者側の空き駐車場を活用するという課題と、入居者の車で来客があったときに使いたいという要望に応えた。今後は賃貸物件に限らず、商業施設や飲食店などの空き駐車場にも普及を図る。

スマートパーキング
http://smart-parking.jp/