新サービス「共用部コース」
株式会社ジュピターテレコム(以下J:COM)は9月22日より、マンション共用部向けの「J:COM電力 共用部コース」の提供を開始した。
共用部の電力を扱うので、J:COMはこれらのメニューをマンションのオーナーや管理組合に向けて販売していく。共用部の電気料金の削減につながるよう、地域電力会社より割引の料金を設定する。
共用部の状況に合わせて選べる
集合住宅の共用部で使用される電力は2種類に分けられる。照明のための「電灯用」と、エレベーターやポンプなどの「動力用」だ。今回提供される共用部コースには「電灯用のみメニュー」と「電灯用+動力用メニュー」の2種類があり、建物の状況に合わせた選択ができる。
J:COMは2016年4月から、家庭用の低圧電力小売りサービスの提供を開始し、販売開始からおよそ5ヶ月で10万世帯が契約している。新しいメニューはオーナーや管理組合向けだが、入居者はこの家庭用サービス「J:COM電力 家庭用コース」の契約も可能だ。
2012年からは大規模マンション向けの「J:COM電力 マンション一括コース」の提供を開始している。こちらは共用部とすべての入居者とまとまって契約するもの。家庭用コース、共用部コースと選択の幅を広げることで、さらに多くの集合住宅との契約を目指す。

J:COMホームページ
https://www.jcom.co.jp/business/