住宅地の中心部では、時間貸し駐車場が見つかりにくい状況
2018年4月16日、ミサワホーム不動産株式会社(以下、ミサワホーム不動産)、株式会社シェアリングサービス(以下、シェアリングサービス)および株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、集合住宅の空き駐車場の時間貸し駐車場としての利活用に関する業務提携契約を締結し、利用を開始すると発表した。
近年、マンションやアパートなどの集合住宅において、長期間、借り手が現れない空き駐車場が集合住宅オーナー側の経営課題として顕在化している一方、住宅地の中心部では、時間貸し駐車場が見つかりにくい状況が起きている。
このような課題に対して、ドコモが2017年7月から提供を開始している「docomoスマートパーキングシステム(以下、同システム)」は、初期コストおよびランニングコストが低く、最短2時間で施工できるため、集合住宅の空き駐車場を時間貸し駐車場として利活用することとなった。
「docomoスマートパーキングシステム」の概要
同システムでは、駐車場の利用者向け専用アプリ「Peasy(ピージー)」を通じて、「駐車場到着前に駐車場の満空状態・料金を確認」、「駐車場利用開始30分前からの事前予約」、「駐車料金のオンライン決済(キャッシュレス精算)」など、ドライバーにとって付加価値のある時間貸し駐車場サービスを実現している。
同業務契約では、ミサワホーム不動産が管理する集合住宅などのオーナーから利活用可能な空き駐車場の候補地情報を収集し、シェアリングサービスが各候補地に関して時間貸し駐車場としての事業性を評価し、ドコモが同システムを提供・運用する。
(画像はミサワホーム不動産公式ホームページより)

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