2018年3月度首都圏等の不動産流通市場動向を発表
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は4月10日、首都圏(1都3県)、札幌市・仙台市における2018年3月度の不動産流通市場の動向を発表した。
中古マンション成約件数は埼玉県を除く地域で増加
2018年3月の首都圏における中古マンション成約件数は、前年同月比2.7%増の3,819件で、3か月ぶりに前年同月を上回った。
地域別の中古マンション成約件数は、東京都が前年同月比2.4%増の469件、埼玉県が同0.9%減の452件、千葉県が同2.4%増の469件、神奈川県が同6.7%増の914件だった。
埼玉県は6か月連続で前年同月を下回ったが、それ以外の各地域では前年比で増加した
首都圏の中古マンション成約価格は63か月連続上昇
首都圏の中古マンション成約価格は、前年同月比7.1%増の3,369万円で、2013年1月から63か月連続で前年同月を上回った。
地域別では、東京都が前年同月比0.4%増の1,992万円、埼玉県が同4.6%増の2,100万円、千葉県が同0.4%増の1,992万円、神奈川県が同3.3%増の2,846万円だった。
東京都は前年同月比3か月連続上昇、埼玉県は同4か月連続上昇、千葉県は同3か月連続上昇、神奈川県は2016年8月から32か月連続上昇し、首都圏1都3県のすべてにおいて、中古マンション成約価格が上昇した。
(画像はプレスリリースより)

公益財団法人東日本不動産流通機構のニュースリリース
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201803_summary.pdf別掲
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/MW_201803data.pdf