
株式会社トライアスは、ビル・マンションの共用部をターゲットとして電気料金を削減する「管理組合・大家さんのためのトライアス電気」サービスを2018年4月1日に提供を開始すると発表した。
提供の背景
2016年4月の電気事業法改正により、電力の小売が全面自由化された。これによって、それまでの地域ごとの電力会社のみならず、さまざまな業種の企業が販売する電力や、大手電力会社も他地域の大手電力会社から電気を購入することができるようになった。
サービス利用のメリットは
株式会社トライアスは、ビル・マンション共用部の電気代削減を通じて、管理組合や不動産所有者の固定費を削減し、収益性向上を図り、削減分を修繕費に補填し資産価値の維持につないでいくとしている。
対象物件は、分譲マンション、賃貸マンション、テナントビル、オフィスビルなどさまざまである。
各家庭やテナントの電力会社との契約はそのままで、管理組合やビルオーナーが支払う共用部分に限定して、電気料金を極力下げる提案を目指している。実際に、エレベータがある賃貸マンションでは、平均10%程度の電気料金削減実績がある。
提供エリア
近畿エリアを中心に、沖縄を除く日本全国に提供が可能である。ただし、電気の小売事業に関する取次店契約を締結している、小売電気事業者エフビットコミュニケーションズ株式会社がサービス提供可能なエリアであることが必要である。
提供する電力
従量電灯A・B相当、従量電灯B・C相当および、低圧電力相当の電力、高圧電力(特別高圧を含む)である。
(画像はプレスリリースより)

株式会社トライアス ホームページ
https://trias-kanri.com/trias-power