賃貸物件において実証実験を行い、ニーズがあることを確認
2018年3月7日、株式会社穴吹ハウジングサービスとNECソリューションイノベータ株式会社は、マンション住民に対して、地域とのつながりと利便性をサポートするプラットフォーム「ハピット(HAPPY・IT)」(以下、同プラットフォーム)を共同で開発し、提供を開始すると発表した。
両社は、マンション生活学習館「あなぶきPMアカデミー」(香川県高松市)およびあなぶきグループが所有する賃貸物件において、2017年6月~7月にかけて、同プラットフォームのプロトタイプを設置し、実証実験を行った結果、住民のニーズがあることが確認されたとのこと。
なお、実証実験でのアンケートでは、95%の人が顔認証技術を使ったオートロック解錠を利用したいとの意見で、顔認証技術を使ったサービスでは、不審者の監視・通報機能に対するニーズが高く、サイネージ上で掲示してもらいたい情報は、不審者情報・天気・災害情報などであった。
「ハピット」の特徴
同プラットフォームは、マンションエントランスで入退館者の顔を認証し、居住者に対して自動でドアを開閉するとともに、認証した居住者の属性にあわせて、マンションや行政の情報、近隣事業者の広告などをデジタルサイネージに表示する。
また、デジタルサイネージに表示された情報は、QRコードから居住者のスマートフォンやタブレットで確認できる。
(画像はプレスリリースより)

NECソリューションイノベータ プレスリリース
http://www.nec-solutioninnovators.co.jp/