2018年1月の保険サービス改定にともない管理組合およびマンション業界向けのセミナー開催マンションニュース

2018年1月の保険サービス改定にともない管理組合およびマンション業界向けのセミナー開催

　2018年2月5日 22:45　

3月7日と3月10日の2日間セミナーが開催

日新火災海上保険と住宅あんしん保証がコラボして、「マンション管理セミナー」を行う。

このセミナーはマンションの管理組合、もしくはマンション業界向けとして行われる。なお開催日と開催時間は2018年3月7日（水）が15:00から17:00、2018年3月10日（土）が13:00から15:00となっている。開催場所は株式会社住宅あんしん保証大会議室にて行う。

「マンションドクター火災保険」の内容改訂をうけて

日新火災海上保険は、築年数のみではなく、管理状況で保険料が決まる「マンションドクター火災保険」を販売している。

これは管理組合の運営や建物の維持管理状況を診断し、その結果に応じて保険料が割安となるため、ここ数年マンション向けの火災保険が値上がりしている中、非常に顧客に好評を得ている。なおこの火災保険は、2015年7月に販売開始されたが、契約数はすでに2,300件を超えている。

「大規模修繕工事瑕疵保険」に加入しているかどうかが新しい判断基準になる

そして2018年1月に、この保険に含まれる「マンション管理適正化診断サービス」の診断項目が改定され、国土交通大臣認可の「大規模修繕工事瑕疵保険」に加入しているかどうか、という項目が追加された。

この「大規模修繕工事瑕疵保険」は、大規模修繕工事を行う工事会社が加入する保険で、修繕工事が行われた後に漏水やタイルの剥離といったものが発生した場合、工事会社が補修を行うために、保険会社へ管理組合が保険金を請求できるため、マンションの管理組合より想定外の出費が出ることを防ぐことができる。

なお発注者である管理組合や設計事務所が保険への加入リクエストをしているケースが90％となっていおり、管理組合が積極的に工事会社に対してリスク対策をとっていることがうかがえる。

2社のコラボにて解説を行う

このセミナーでは「マンションドクター火災保険」「マンション管理適正化診断サービス」については日新火災海上保険が、「大規模修繕工事瑕疵保険」については住宅あんしん保証が、それぞれをわかりやすく説明する。

なお申し込み方法だが、申込書に必要事項を記入したうえで、FAXもしくは電子メールにて日新火災海上保険株式会社へ送付する形となっている。