賃貸住宅におけるセキュリティを強化
2017年12月20日、株式会社Robot Home(以下、ロボットホーム)は、株式会社音力発電(以下、音力発電)と、賃貸住宅におけるセキュリティ強化の為、バルコニーセキュリティシステム(以下、同システム)開発の基本合意を締結し、共同開発と商品化に向けての実証実験を開始すると発表した。
バルコニーのセキュリティシステムは、従来、電源の必要な防犯カメラを設置しセキュリティ会社に委託する方式であったが、設置コストやランニングコストが高いため、アパートやマンションで初期設置することが困難であった。
電源不要のバルコニーセキュリティ
同システムは、電源不要の振動発電技術とIoTを活用したもので、入居者が外出中であっても、ベランダに設置された振動発電ユニットがバルコニーから不審者が侵入した際の振動を検知すると、居室に設置された「賃貸住宅キット」のセントラルコントローラーを介して、スマートフォンアプリへ通知する。
なお、音力発電は、人や車両が移動して生じた床の振動をエネルギー源にして発電する床型の発電ユニットや、人が指でボタンを押した際の振動を利用して発電を行う発電ユニット振力電池などのエネルギーハーベスティング(環境発電)技術の開発を行う、最先端企業だ。
また、「賃貸住宅キット」は、ロボットホームが開発している、賃貸住宅をIoT化するサービスだ。
(画像はプレスリリースより)
Robot Home ニュースリリース
https://www.e-inv.co.jp/cp/news/post/12457/