バーチャルリアルティ(仮想現実)技術で、室内をコーディネート
2017年12月5日、野村不動産アーバンネット株式会社は、同社の不動産情報サイト「ノムコム」(以下、同サイト)に、「VRホームステージング」(以下、同システム)を導入したと発表した。
同サイトでは、不動産の購入を検討している人が、インターネットで売り出し中物件の検索をする際に、物件を具体的につかみやすいよう、写真や室内動画を積極的に掲載している。
同システムを導入することにより、空室の場合でも、仮想的に家具がある空間を表現できるため、生活をより直感的にイメージできるようになる。
「VRホームステージング」の概要
同システムは、ナーブ株式会社が提供するVR(バーチャルリアルティ、仮想現実)システム「VR内見」に、株式会社リビングスタイルが保有する100万点以上の家具データベースを組み込み、CGの家具を360度カメラで撮影した室内の写真に配置するものだ。
当初は、同社の「野村の仲介+(PLUS)」各店が首都圏エリアで媒介契約を締結した一部物件のリビングと主寝室に同システムを施し、同サイトに掲載する。
なお、同システムを実施したことに伴う売主の費用負担はなく、購入を検討している人は、パソコンやスマートフォンで、家具あり・家具なしの室内を見ることができる。
(画像はプレスリリースより)

野村不動産アーバンネット プレスリリース
http://www.nomura-un.co.jp/news/pdf/20171205.pdf