不動産投資家の意識調査
健美家株式会社は、第8回となる「不動産投資に関する意識調査」を実施。理想と現実の物件をランキング化し、2017年12月12日にその結果を公表している。
資産性と利便性で理想は「都心」
同調査は、同社の運営する不動産投資情報サイト「健美家」の登録会員約67000名を対象に行ったアンケート。有効回答数433名から「欲しい物件エリア」と「購入した物件エリア」をランキング化している。
欲しい物件エリアは「東京都城南エリア」が10.6%、「東京都都心3区」が8.3%、「千葉県」7.9%、「東京都城東エリア」7.0%、「神奈川県(横浜市・川崎市)」7.0%となり、東京都渋谷区・品川区・目黒・太田・世田谷などの物件を希望する投資家が多い。
そして実際に購入した物件エリアは、「北海道」が一番多く10.3%、次いで「千葉県」「神奈川県(横浜市・川崎市)」が9.8%、「群馬県・栃木県・茨城県」が6.9%、そして「東京都城東エリアと北陸・甲信地方」が6.4%となった。
実際のエリアは「北海道」「東京近郊」
今年9月の一棟アパートの平均価格は、北海道が3,938万円、首都圏が7,281万円とその差は2倍近い。
資産性・利便性・空き室リスクなどを考えると都心エリアの物件は理想だが、価格の高騰や利回りなどを評価すると、キャッシュフローの出る物件を購入するのが現実という結果だ。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/press/pre2017-12-12.html