中古マンションが前年同月比9か月ぶりに増加へ
2014年11月19日、アットホーム株式会社は、同社の全国不動産情報ネットワークによる首都圏の居住用賃貸物件動向(10月分)について発表を行った。
それによると首都圏の居住用賃貸物件成約数はは18,936件。前年同月比で1.4%増加となり2か月連続で増加を示した。神奈川県で不調であった中古アパートの成約数が、東京23区における中古マンション成約数の回復によってカバーされたことによるという。首都圏での中古マンションの成約数は同9か月ぶりに増加となった。
なお新築物件についてはマンション・アパートともに成約数が前年同月比で7か月連続増加した。
マンションの平均賃料も新築・中古ともに上昇
1戸あたり平均賃料については、新築マンションが前年同月比で8か月連続の上昇(2.0%)となった。また中古マンションについても、23区・神奈川県が上昇に転じたことで同4か月ぶりに上昇(1.3%)している。
一方、アパートについては新築・中古ともに前年同月比でそれぞれ2か月連続の下落、3か月ぶりの下落を示した。
(画像はニュースリリースより)

アットホーム株式会社 ニュースリリース
http://athome-inc.jp/pdf/market/14112001.pdf