既存マンション向け共用設備リース事業がスタート
株式会社東急コミュニティーは、2014年11月より、自社が管理受託する既存マンションに向けて、共用設備リース事業をスタート。
管理組合への設備導入支援をおこなっていくこととした。
管理組合の収支改善に寄与
建物老朽化への対応、資産価値向上のニーズが高まりつつある昨今のマンション管理組合において、修繕積立金の不足など、資金面の問題から、設備改修が見送られるケースも多々あるという。
そんな問題を解決するのが、今回東急コミュニティーが実施するリースの活用。リースを活用することで、費用の平準化、資金面の課題による資産価値向上を実現することが可能になるという。
東急コミュニティーは、今回の共用設備リース事業において、管理組合の収支改善に貢献する共用設備の導入をコンセプトに設定。まずは第1弾として、「共用部LED照明リース」を提供することにした。
共用部LED照明リース
東急コミュニティーの共用設備リース事業第1弾の「共用部LED照明リース」は、共用部の照明をLEDに交換し、電気料金を削減。削減した電気料金でリース料金をまかなおうとするもの。
この「共用部LED照明リース」によって、電気料金の削減だけでなく、環境対策へ貢献することも可能となる。
「共用部LED照明リース」のリース期間は、管理組合との協議で決定する。標準5年リース契約の場合、リース期間終了後には、電球や器具を無償譲渡。LED電球の一般的な耐久年数が10年とされていることから、10年間で最大30%の費用削減が期待される。
東急コミュニティーは、この「共用部LED照明リース」を提供するにあたって、事前の無料診断を実施。実際にシミュレーションすることで、安心して導入してもらえるように努めていく。
(画像はニュースリリースより)

株式会社東急コミュニティーによるニュースリリース
http://www.tokyu-com.co.jp/company/newsrelease/pdf/