野村不動産が「バリアフリー&クオリティ・オブ・ライフガイドブック」作成
野村不動産株式会社では、平成12年より「オーダーメイドマンション事業」を推進。
この度、事業実績からケア対応事例を分析し、「バリアフリー&クオリティ・オブ・ライフガイドブック」を作成した。
個々のニーズに応える「オーダーメイドマンション事業」
顧客ニーズが多様化するなか、野村不動産では、「従来型の設計にとらわれない、自分の生活に合った住まい」を求める人たちの要望に応える形で、「オーダーメイドマンション事業」をスタート。
これまで、約200棟、3,000戸以上の「オーダーメイドマンション」を供給してきた。
さらに、この事業を、野村不動産の分譲マンション分ランド「プラウド」のプランニングにも活用。基本設計の向上を図ってきた。
今回は、事業におけるさまざまな事例のなかでも、ケア対応に関わる代表事例を抜粋。ケア対応を要する人のための住宅設計において、重要とされるポイントを整理・分析した「バリアフリー&クオリティ・オブ・ライフガイドブック」を作成した。
ケア対応が必要な人と家族のための住宅設計をサポート
「バリアフリー&クオリティ・オブ・ライフガイドブック」は、ケア対応を要する人と、その家族のための住宅設計に役立つもの。
また、このガイドブックが、高齢社会の住まいのあり方を改めて考えるきっかけになることが期待されている。
ガイドブック作成にあたっては、明治大学大学院理工学部の園田眞理子研究室と協働。園田研究室は、ユニバーサルデザイン、バリアフリーデザインなどの住宅・住環境に関する建築計画に精通している。
作成された「バリアフリー&クオリティ・オブ・ライフガイドブック」では、ケア対応に設計されたオーダーメイドマンションの10の事例を紹介。
さらに、それら事例を分析し、「空間構成の6タイプ」と「22種の設計ポイント」、「設計変更チェック項目」が整理された。
(画像はプレスリリースより)

野村不動産株式会社によるプレスリリース
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2014111900882.pdf