首都圏、近畿圏及び中部圏の新築マンション調査結果
東京カンテイは、新築分譲マンション価格を同地域のマンション賃料の何年分に相当するかを数値化した「マンションPER」を発表した。一般にマンションPERが低ければ収益性が高く、高ければ収益性は低い。同調査では、新築マンション価格及びマンション賃料を70平方メートルで換算し算出した。
2014年新築マンションのPER発表概要
首都圏は、2014年新築マンションPERの平均が24.99で、昨年の23.98から1.01増加した。70平方メートル換算の平均賃料は170,050円で、前年比1.4パーセント増、新築マンション平均価格は5,048万円で、前年比5.4パーセント増となり、マンションPERが上昇したもの。
近畿圏は、PER平均24.38で、昨年の23.94から0.44増加した。70平方メートル換算の平均賃料は121,524円で、前年比2.0パーセント増、新築マンション平均価格は3,474万円で、前年比3.7パーセント増となり、マンションPERが上昇したもの。
中部圏は、PER平均25.41で、昨年の24.20から1.21増加した。70平方メートル換算の平均賃料は101,541円で、前年比0.5パーセント減、新築マンション平均価格は3,048万円で、前年比3.9パーセント増となり、マンションPERが上昇した。中部圏は三大都市圏で唯一PERが25を突破した。

東京カンテイ
http://www.kantei.ne.jp/2014年新築マンションPER首都圏
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/81PER_shuto.pdf2014年新築マンションPER近畿圏
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/81PER_kinki.pdf2014年新築マンションPER中部圏
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/81PER_chubu.pdf